不動産業界を知っているからこそ感じた『HowMa』の存在意義。
これまでのご経歴について教えてください。
工業高等専門学校を20歳で卒業し、国立研究開発法人に入所をしました。働きながら、休日や仕事終わりに不動産投資スクールに通ったり、セミナーに行ったり、また、コミュニティーへの参加や業者を実際に回ったりして、不動産に関する知識を身につけるためにいろいろと動いていました。
その後、投資不動産を専門とする不動産会社に転職をして、地主様向けに飛び込み営業をしていました。営業のみならず、土地の仕入れなども経験をさせていただきました。
そういった経験を経て、独立をしました。事業内容としては、不動産の仕入れ・販売・賃貸を中心にファイナンシャルプランナーの資格も活かして、資産運用のコンサルティングなどもやっていました。
エンジニアを目指した背景は?
きっかけとしては、私の親族が節税対策で不動産を購入したものの、その後とても苦労したことがあったんです。「購入した側が苦労するのってどうなの?」と思い、そういった環境を少しでも改善できたらと思って不動産業界に飛び込みました。
自分で起業を経験したことで、私が担当していた方々には不動産のメリット・デメリットを直接、伝えることはできたのですが、もっと多くの人たちのも正しい情報を伝えられる術を身につけたいなと思ったことがきっかけで、「ITの力を活用すればできるのではないか?」に興味を持ちました。
そういった経緯から、思い立ったらすぐに行動したいのが性格もあって、すぐにプログラミングスクールに申し込み、プログラミングを学び始めたんです。
ITを学んで再度起業するのではなく、なぜコラビットに入社されたんですか?
本音を言うと、自分でやるつもりだったんですよ(笑)でも、そんな時にコラビットの不動産のAI査定サービス『HowMa』に出会ったんです。不動産サイトのレインズと照らし合わせてみて、各不動産会社しか持っていない情報である不動産価格と『HowMa』で査定された不動産価格のズレが全然なくて「これ、すごいな!」と感動したのを覚えています。
まさに「こんなのを作りたかったんだ!」と衝撃が走りましたね。「すぐに、『HowMa』に関わりたい!もっとこのサービスを広めたい!」と思い、問い合わせフォームから入社希望のメールを送りました(笑)。
まずは、お試しで入社したい!…って。ですが、今は募集してませんと一度断られたのですが、諦めきれず、再度コラビットで入社したい理由と『HowMa』への思いを文章にして、是非会ってほしいとメールをしました。
すると、浅海さんと岡崎さんから面接の案内をいただいて。まずはアルバイトとして関わりを持たせてもらい、2021年1月から正式にジョインをさせていただいたという経緯です。
入社理由は『HowMa』への興味だったんですか?
そうですね。『HowMa』に出会って、惚れて、このサービスをもっと良くしたいなと思ったことが大きいですね。
ITで不動産業者とユーザーとの情報格差による問題を解決したいという漠然とした理由でプログラミングを始めたので、多くのユーザーに『HowMa』を使ってもらえれば、不動産にまつわるトラブルや不安が解消されると感じています。
また、お試しで働く中でも、コラビットメンバーの人間性や不動産にまつわる課題を本気で解決するという熱い姿勢にも共感したポイントですね。
これから挑戦をしたいことは?
まずは『HowMa』をもっとよくすることに注力をしていきたいです。『HowMa』が多くのユーザーに使われ、『HowMa』がないと困るくらいのインフラとなるな世界を作りたいです。
そして、個人的には建築費用や解体費用の推定サービスを作りたいと思っています。ここにも業者とユーザーとの間に情報の非対称性があり、ユーザーにとっての負がまだまだあります。適正な価値を査定によって見える化することが、課題解決につながる大きな一歩となると思っていますので、機会があればぜひ挑戦したいなと思っています。
コラビットで活躍する人ってどんな人だと思いますか?
自分の意見や考えを持っていて、ちゃんとアウトプットできる人ですかね。まだまだ自分自身、不動産の知識やITの知識を持ち得ていない状態ですが、発言はできるだけするように意識をしていて、皆さんがアイデアを出すためのきっかけになればいいなと思っています。
難易度の高い課題を解決するために、些細なアイデアからも「そのアイデアからどんなことができるのか?」という発想を皆さんが持っていらっしゃるので、自分事として捉えやすいと思います。
また、常に気にかけてくれる方が多く、成長スピードがめっちゃ上がった気がしています。どんなことに悩んでいるのか?わからないことは何か?を明確にしていただけるので、悩むポイントが絞れ、必要なことにだけ集中できるような環境だなと思っています。
言わば、全力疾走をするための土壌を整えていただける感じですね。そんな環境だからこそ、目的意識を思って仕事に向き合える方はフィットすると思います!