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浅海 剛 代表取締役CEO

社会問題に果敢に立ち向かうヒーローでありたい(Collabit Mission)

コラビットが世の中に存在する理由。

それは、コラビットが掲げる”ミッション”であり、組織のみんなで追求し、向き合い続けていく究極のテーマです。

今回は、コラビットが最も大切にしている”ミッション”にスポットを当て、代表・浅海より、私たちが大切にしている想いをお届けしたいと思っています。長文にはなりますが、最後までご覧いただけると幸いです。

代表取締役CEO 浅海 剛


コラビットの武器はテクノロジー

当社コラビットは「イノベーションで社会問題を解決し続ける」をミッションに掲げ、現在は、HowMa(ハウマ)という、誰もがWeb上から24時間いつでも、手軽に、無料で自宅の価格を査定することができるサービスを提供しています。

また、BtoB向けのAIaaS(AI as a Service)事業として、東急リバブルのような大手不動産会社から、日本ユニシス、野村證券、ソニー銀行など関連する様々な分野で、コラビットのAI査定技術を利用いただいており、その利用企業数は143社にもなります。

現在コラビットの事業は、いわゆる「不動産テック」と呼ばれる、不動産×ITで社会問題を解決するという領域でビジネスを展開しています。サービスを始めたキッカケは、私自身の不動産売却体験です。

私自身の体験から感じた不動産業界の”負”の側面に対して、同じように困っている人がいて、コラビットの武器であるテクノロジーを使えば、この課題を解決できるのではないかと考えついたのがサービス開発のはじまりでした。


顕在化している、持ち家への”あきらめ” 

みなさんも少し想像してみてほしいのですが、家を購入したら、一生そこに住むものであり、終の住処という意気込みで購入されることが多いと思います。私も自宅を買った時はそうでした。

しかし、横浜の郊外に一戸建てを買った半年後、私がCTOを務めていたスタートアップがヤフーに買収され、突如として、勤務地が東京・六本木に。通勤時間が往復4時間もかかることとなり、家族との時間が減ったことで、毎週のように妻とケンカする日々でした(笑)。

友人たちは、「家を売って、また引っ越せばいいじゃん!」と気軽に言いますが、買ったばかりの家で、しかも、住宅ローンもまるまる残っている。「売れるわけがない…」と半ば諦めて、長時間の通勤にも耐えながら、住み続けていたのです。

そう、「家は買ったら、一生住むもの」という”あきらめ”です。

私のケースはちょっと特殊かもしれませんが、例えば、本社移転で通勤時間が増えても、家を変えずに諦めて長時間通勤に耐えながら通ったり、子供は一人だけの予定だったのが子宝に恵まれて広い居住空間が必要になったり。また、近年だと、新型コロナウイルスの影響で在宅勤務が増えたのに、自宅には仕事部屋は無く、リビングルームを夫婦で奪い合い、喧嘩になったりという話も出てきていますよね。

「人生と家がマッチ」している間はまったく問題はないのですが、VUCA*と言われるように、今の時代は変化の激しい世の中です。外部環境の変化によっても、一人の人生の計画はカンタンに変わってしまいます。一方で、本当はもう少し広く住める持ち家が欲しいけど、人生プランが変わることを恐れて、賃貸物件に我慢して住み続けるのも、不幸なことですよね。

*VUCA(ブーカ): Volatility(変わりやすさ)、Uncertainty(不確定さ)、Complexity(複雑性)、Ambiguity(不明確さ)の頭文字を取った造語


テクノロジーを武器に、”あきらめ”を”希望”に変える

この”あきらめ”は、日本に大きな社会問題を残しています。

それは、「中古不動産の流通不足」という問題です。「家を売る」という風習が少ない日本では、あまり中古物件が流通せず、新築物件が住宅需要のほとんどを占めています。ご存知の通り、日本は人口減少による少子高齢化時代を迎えていることから、誰も住まなくなった空家が増えていることは、大きな社会問題にもなっています。

ただ、この常識に変化が起き始めています。供給過剰により、これ以上、新築を作り続けるわけにいかなくなった影響もあり、中古物件の流通が増え始めており、少しずつですが、中古物件へのパワーシフトが始まっています。

このような社会問題を解決する手段として、私たちコラビットは、テクノロジーを武器にAIによる自動査定を消費者に提供しています。従来だと、よく自宅の郵便ポストなどに入っているチラシなどから「不動産会社に自分で電話して、売却相談をする」必要があり、心的距離が遠く、少し怖い存在でもあった家の査定。それを誰もがネット経由で、24時間いつでも、気軽に、簡単に、誰にも相談することなく、家の査定価格を見られる世界になりました。

「田舎の物件だから売れないだろう…」「特殊な間取りだから売れないだろう…」といった、持ち家に対する間違った”あきらめ”。そのような”あきらめ”を無くし、「あっ、うちも売れるんだ!」とカジュアルなタッチポイントの入口で気づく人たちを増やし、その人の人生のタイミングで最適な不動産会社とマッチングする。そして、HowMaに関わるみんながWin-Winになる。そんなサービスの世界観が、HowMaが実現していく未来です

私自身がそうだったように、家の価格がカンタンにわかるだけで、その後の人生がガラッと変わることがあるんです。これまで、都心、地方問わず、HowMaで不動産会社に相談したり、実際に売ったりと、売却に向けたアクションを起こしたユーザー数は、すでに2,000人以上もいます。たくさんの人が、このHowMaで人生を変えています。


”株式会社HowMa”ではないワケ

現在の「不動産×IT」の領域は、私としては、あくまで一つの社会問題に向き合っているだけであると捉えています。

コラビットは、「イノベーションで社会問題を解決し続ける」をミッションとしています。その理由は、私たちコラビットは不動産テックの会社ではなく、あくまで「テクノロジーを武器に、イノベーションで社会問題に挑む会社」であり続けていきたいからです。

そのためにも、いま向き合っている社会課題である不動産の「負」に挑み、中古住宅流通の25%相当である1兆円の流通に貢献することが現在のゴール。ただ、もしかしたら不動産領域の次は、別の社会課題が私たちの目の前に現れるかもしれない。誰かが助けを求めている声が聞こえるかもしれない。そんな時に、真っ先に立ち上がり、何度でも立ち上がれるヒーローがコラビットでありたいのです。

■イノベーションで社会問題を解決し続ける
・イノベーション = 既存にはない価値軸・仕組みを作り出し
・社会問題 = 多くの人に悪影響を与えている解決が難しい問
・続ける = 再現性、継続できるほどの組織・文化を作る

ただし、私たちは事業会社です。

ボランティアで事業をしているわけではないことも忘れてはいけません。かの有名な二宮尊徳の言葉にも、「道徳なき経済は犯罪であり、経済なき道徳は寝言である」という名言があるように、事業である以上、企業として収益を上げていくことも重要な活動です。従業員の頑張りに報酬で還元することも大切な役割だと思っています。

ただ、その収益の上げ方、いわゆる、稼ぎ方にも流儀やポリシーが大切だと思っています。しっかり世のため、社会のため、人のために正しく尽くした価値として、その金銭的な対価を得ることを大切にしたい。それが、「コラビットらしさ」を体現するDNA(バリュー)や組織文化もつながってくるはずです。


どうせやるなら、デッカく、カッコよく

稚拙な表現かもしれませんが、私の率直な想いとしては、「どうせやるならデッカく、カッコつけて大儲けしたい」と思っています。一人ひとりの貴重で、有限である人生の時間を賭けるわけです。私にも子供がいます。自分の子供に、カッコいい親父の背中を見せたいじゃないですか(笑)。でも、この感覚は仕事に人生を賭けたいと本気で思っている人なら、みんな同じじゃないかと思うんですよ。

「世の中に対して、良いことをやっているんだ!」という、嘘偽りのない、心からの自信とプライドを持って、堂々と胸を張れる仕事をしたい。私たちの強みであるテクノロジーを武器に、社名にもあるようにITとのコラボレーション(collabo&IT=collabit)によって、世の中に正しい価値を生み出したい。

イノベーションを起こすためには、既存の社会構造の根本から変革を起こすくらいのインパクトが必要です。それは、イバラの道のように、前人未踏で険しく、困難な道かもしれません。でも、だからこそ、そこにやりがいや成長も伴ってきますし、貴重な人生の時間を賭ける意味があり、「デッカくてカッコいい」のだと思います。

青臭い話と思われるかもしれませんが、私たちは本気です。

人生100年時代と言われていますが、ボーッとしていたら、あっという間に時は過ぎ去ってしまいます。いま、この世の中で、目の前でまさに起きている社会問題に対して、世の中ゴト、社会ゴトとして捉え、自分ゴトの使命に変えて、魂を燃焼させられる仲間とともに、大義の旗印を掲げていきたいですね。

Written by  Keisuke Dojo(FanReC Inc.

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