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曽根孝基 執行役員・CPO

CPOってなんの略?何する人? CPO1年生を質問攻めしてみた。

コラビットを大公開しよう、そうしようと思い様々な企画をしていくことになりました。 CEO,COO,CTO,CPOの人となりを中心に、毎回テーマを決めて発信していきます。 コラビットについて少しだけ詳しくなっていただければ我々は大変嬉しいです。 ということで、今回は自分の友人でもあるCPO曽根ちゃん(@_kok____)についてインタビューさせていただきました! (インタビュアー:濵田)

濵田 曽根ちゃん、これ見たよ!

『30代という旬な時期を無駄にしたくなかった』大手IT企業を飛び出してITベンチャー企業にJOINした理由とは
  • コラビット入社後の初仕事は何をやるか自分で考えることから始まった。
  • 「どうやったらHowMaを使ってもらえるか?」を考えまくった。
  • 最初の1年間はグロースハッカーとしてマーケティングなどを学び、トライ&エラーを繰り返した。
  • 不動産AI査定の「HowMa」と、売却を目的とした「HowMaスマート不動産売却」という2つのサービスを統合し、広告費はゼロに、売上は10倍に伸長することができた。

濵田 2017年に入社したんやっけ?

曽根 そうそう。 2017年の7月に入社した。

濵田 当時コラビットは何人やったん?

曽根 俺が入社した時は4人だったね。 浅海さん(CEO)、岡崎さん(COO)、川原さん(現CTO)の4人。

──入社当時の役職はなんでもOK。自称が名刺代わり?

濵田 入社当時は役職とかあったの?

曽根 いや、なかったね。 コラビットはどんな役職をを名乗っても良い会社なんよ。(笑)

濵田 おもしろい、それ! 入社当時はなんて名乗ってたの?!

曽根 インタビュー記事でもあったけど、ヤフー時代にYahoo!チケットの立ち上げをさせてもらって、サービスの企画から開発、ローンチ後のサポート、ユーザーの獲得まで、サービスを0から作ってユーザーを増やして使ってもらって、改善してのサイクルを一通り経験させてもらった。 いろいろな方々と一緒に作り上げていく過程が楽しいし、価値あるサービスをユーザーに使ってもらって、ユーザーのためになるものをどんどん広げてきたいという欲求が強かったので「グロースハッカー」という役職を名乗るようにしたんよね。(笑) これは自分でやりたいっていう意味と本当の意味でのなりたいっていう意味の2つで決めたね。

──グロースハッカーを自称したことで得られたことの大きさ

濵田 曽根ちゃんの抱いている「グロースハッカー」ってどんな人?

曽根 「多くのユーザーから愛されるサービスを作る人」かな? サービスを作って、サービス伸ばして、ユーザーが困っていることや負を解決すること。でも、それでは足りないというか手段であって、負や課題を解決したいという奥底には、ユーザーが望んでいる状態や理想があるわけで。 それを助けたり、実現できる状態を目指しているって感じかな。

濵田 素敵やん…! グロースハッカー時代はどんなことやってたの?

曽根 当時はHowMaのプロトタイプがあったくらいの時やったから、よりブラッシュアップしてユーザーのためになるサービスの根幹を考えたり、エンジニアとして開発したり、広告運用をしてユーザーの獲得をしたり、ユーザーへのヒアリングをしたり。 HowMaに関することはなんでもやっていたね。

濵田 おもしろいね。 HowMaというサービスをより良くするために、時にはエンジニアとして関わったり、マーケターとして関わったり、PMとして関わったりしていたってことよね?

曽根 まさに、そんな感じ!

濵田 すごいな… コラビットならではの仕事の進め方とかってあるの?

曽根 うーん。 コラビットの場合、役職とか担当分野とかの線引きが明確に決まってないかな。良くも悪くも。

濵田 ふむふむ

曽根 何気ない会話の中とかで、これやろうか!と急にサービスの方向性とかが決まったり、こっちの方が良いのでは?みたいなことがあったら誰かにぶつけると、勝手に皆集まってきて、こっちの方がいいやんとなったり。 で、じゃぁこれは僕がやりますとか、これは○○にお願いしようとかになって進んでいく感じかな?

濵田 おもしろいね。 皆の共有目的みたいなものが根底にちゃんとあって、共有されているし理解されているからこそできる感じかな?

曽根 それはあると思う! あとはユーザー視点で物事を考えるってことがブレていない気がするね。

濵田 なるほど。役割がその場その場で変わるって大変そう… これまでどんな感じで進めてきたの?

曽根 例えば入社当時のエピソードなんやけど、HowMaのサービスクオリティの強化をしたいという話になった。 で、俺の役回りとしてはサービスを使ってもらうユーザー視点に立って物事を考える。こんな状態が良いよねというものを固めていって、それを実現するためにエンジニア視点でどうやるのか?を川原さん(現CTO)に相談しに行った。算定される不動産価格の推定に関する精度を上げるためにどんなことができますかね?という具合。 他には、定量的なデータを短時間で収集するために技術的な部分でどんな方法がありますかね?とか。それに対して、川原さんからこんな手法とか方法があるんじゃないかな?ちょっと調べて持っていきます!みたいな感じになって進めたな。 これはサービスサイドと開発サイドとの連携エピソードやけど、営業サイドとの連携とかいろいろあるよ! ちなみに後ほど話そうと思ってたんやけど… 2つのサービスをHowMaに統合するっていうコラビット史上の中でも大きなトピックスがあったんやけど、その時は俺もめっちゃコード書いてたし、リソースが足りなかったので浅海さんもアサインして一緒にコード書いてもらってた。(笑)

濵田 役回りの変化がすごいね。(笑) 聞いてると感覚的なアイデアでもズバズバ相談して、必要なことは瞬間瞬間で意思決定して進めていっている感じか!で、必要なことをその都度役回りを変えて進めていくイメージ。

曽根 そんな感じ!

──1にユーザー視点。2もユーザー視点。3、4も同じで、5もユーザー視点。

曽根 俺がズラしてはいけないのは、何度も言っているように「ユーザー」視点であって、極論言ってしまえば、ユーザーの満足度が高いものを届けられれば、技術部分って実はそんなに気にしていない。 例え技術部分がレガシーなものであっても、ユーザーが満足してもらえるための技術が答えであると思ってるね。

濵田 なるほど。 権限みたいなものってあるの?

曽根 それで言うと決裁者とか決定権を誰が持つとかって全然重要視されてないね。(笑)いわば超フラット。 浅海さんにもサービスについての議論の中で、アイデアに対して良い、悪いとか普通に言ってるし。 さっきも言ったようにコード書いてくださいって言うときもあったし。(笑)

──CPOの「P」って何ですか?CPO1年生ここに生まれる。

濵田 そんな感じなんや。(笑) CPOになったのはいつ?

曽根 2018年12月に正式になった感じかな? 入社して1年ほど経ったとき。

濵田 これも曽根ちゃんが自ら「僕CPOやりたいです」って感じで決まったん?

曽根 これは、浅海さんとCOO岡崎さんからの提案やったね。 コラビットって4半期に一度、役員と話す場というのが個別であって。この四半期どうだったか?今後のミッションとか困っていることとかを本音で話し合う、言わばフィードバック会みたいな感じのもの。 その場でなんの前触れもなく、CPOを任命された。(笑)

濵田 そういう経緯が! 提案された時はどんな気持ちやった?

曽根 CPOの「P」ってなんですか?って聞き返した。(笑) ほな、浅海さんが「Product」の「P」ってすかさずツッコミが入って、「Chief Product Officer、最高プロダクト責任者か、ええやん」と思って「わかりました」って即答した。(笑) で、すぐググってみたけどCPOとは?みたいな記事が出てこず。なんとなくサービス全体の意思決定をして、サービスグロースの推進していく人なんかなと思ったね。

濵田 なるほど! グロースハッカーを名乗って、サービス全体を見ていたが正式に役職にしようという感じになったんかな?

曽根 おそらくそうやと思う。(笑) 多くの会社だと、役職って評価制度上の項目を満たしたり、達成して任命されることが多いと思っているんやけど、浅海さんと岡崎さんの考えは違って、権限とか裁量とか責任を持たせてより一段高い視点から物事を見られるように役職をつけている感じやと解釈しているね。

濵田 ○○ができているので役職をつけようではなく、役職をつけて○○ができるようになるみたいな感じ?

曽根 そうやね! 対外的にもCPOと役職者して名乗れる方が、便利やし何よりももっとサービスグロースのミッションを全身全霊で加速させて!っていう意思も込めての任命やったと勝手に解釈している。(笑)

濵田 曽根ちゃんがCPOになった時って、HowMaってどんな感じになってたの?

曽根 ちょうどその時が冒頭であったインタビュー記事の「HowMa」と、売却を目的とした「HowMaスマート不動産売却」という2つのサービスを統合するかどうするかって話が上がっていた。それ僕やりますわってことで、0からやるフェーズだったんよね。

──CPOはストリートファイターや!by CPO1年生

濵田 サービスの統合がCPOとしての初めての仕事か! CPOになって変わったことある?

曽根 うーん、視点とか目線は上がった気はしているかな? さっきも言ったけど、日本だとCPOと言われる人がまだまだ少ないのと、定義も一般的ではない。 なので、自分で模索していこうという気持ちでスタートしたかな。大手企業には大手企業のCPOとしての役割とかミッションがあると思うし、ベンチャーならベンチャーならではのCPO像があると思う。 俺は、コラビットに必要なCPOになろうと決めた。

濵田 1年経って、曽根ちゃんなりのCPOの定義を教えてよ!

曽根 カッコ良いこと言えないけど、「愛されるサービスづくり」に責任を追う人かな? 浅海さんの記事読んだけど、HowMaって多くの方にとって必要なサービスやと思っていて、それをもっと多くの方に利用してもらってハッピーになってもらいたいと思っている。 それをどんな手段で実現するか?ということを考え続ける人かな? ある意味、自分の中ではストリートファイターやと思ってるねん。(笑)

濵田 ストリートファイター?(笑) どゆこと?(笑)

曽根 ユーザーに満足してもらうという目的のために、様々な技術やアイデア(=手段)を使って、常に選ばれ続ける存在になる。 勝ち負けではないんやけど、選ばれることをイコール勝ちとして捉えるのであれば、そんなイメージかな? 最後まで立ってた人が勝ちやん?(笑)

濵田 なるほどね。(笑)

──CPOとして判断を迷った時、必ず立ち戻る2つのやらないこととは?

濵田 CPOになって苦労したことってある?

曽根 先ほども言ったけど、コラビットがやろうと思っていることって前例がないことが多くて。参考になることがなかったりして、0から考えていかなくてはならないことが多い。 ある意味スタートアップの醍醐味なんやけど、それが難しくもあり楽しくもあるかな。 判断に迷う時もあるんやけど、自分たちがいいと思ったことをやっていくことが解なのかなと今は思っている。 何かしらの判断材料やデータがあるときは、ABテストとかしながら解を見つけていけば良いんやけど、
データが全くない場合もあるので、それは仮説勝負というかユーザー視点に立って感覚的に進めることもある。

濵田 前例がないって難しいよね。 でも、ある意味でたどり着いた解がスタンダードになるおもしろみみたいなものはあるかもね。

曽根 まさに、そんなイメージ!

濵田 CPOとしてでも良いし、会社としてやらないこととかって決めてるの?

曽根 絶対やらないルールみたいなものはあるね。個人的にやけどCPOとして、一番ユーザーに寄り添った視点を持っていたいというのがある。 なのでこの2つはやらないと決めている。 ・ユーザーを騙さない ・理由なく行動しない

濵田 なるほど。 理由なく行動しないってどいうイメージ?

曽根 なんとなくで行動しないということかな。 サービスやってて何かやる前に正解が分かってることってないけど、分からないなりにユーザーを極限までリアルに想像して、その人の気持ちや状況になってみて、その時ほしいものや情報ってなんや?どういう形で届いたらいいんや?って考えていく必要があると思ってる。

濵田 仮説を持ってアクションしていくってイメージかな?

曽根 そうね!

濵田 勝手なイメージで申し訳ないけど、コラビットで働く人って自分の武器は持ちつつもそれに固執しないで柔軟に変化できる人って感じやねんけどどう?

曽根 あー確かに。 逆に、サービス改善でバックエンド部分に手を加えないといけない時に、「僕それ苦手なんで…」みたいな人だと厳しいかも。 いやいや、わかんねんけどなって。(笑) ある意味それは自分の中のルールに縛られている人であって、必要なこと、ミッションとか役割とかやるべきことに対して必要なアウトプットを出すって姿勢の人しかいないかもね。自分でできないことであれば、人にお願いしてやってもらうという姿勢も大切やと思う。

濵田 曽根ちゃんの口癖やもんね。 手段はなんでも良いと。

曽根 (笑) ほんまにそう。 CPOやってるからかもしれんけど、企画もやって開発もやって、マーケもやって、時には採用もやって、ブランディングとかもやって、細かいKPIの戦略設計などもやって。今までやったことないこともいろいろやってきたけど、それが自分の役割なんやなって思ってるな。 もともと俺もエンジニアやから今でもコード書いたりするけど、それが全てだとは思っていないなー。なんのための開発なんや?って部分が重要やと思うから。

──CPOとして最近考えていることを聞いてみたら「マイクロコピー」と言う言葉が返ってきた

濵田 確かに。目的思考っていうやつね。 最近CPOとして特に考えていることってなに?

曽根 脳内メーカーね。(笑) ユーザー視点で一番大切やと思ってるUIUXかな。 サービスってなんども言うように、ユーザーあってのもの。で、そのユーザーとの接点はUIUXであって。 Webサービスって相手が見えないから、感覚的・情緒的なことも非常に重要やと思ってるから今はマイクロコピーに関することかな? 日々生活している中で、自分がおもしろいとか素敵だなと思ったことが、なぜ自分にはそう感じられたのか意識的に分析してみたり、ふとした瞬間目に入ったものがなぜ自分の目を奪ったのか?とかを勝手に考えたりしてる。(笑)

*参考マイクロコピーとは? ボタンの文字やフォームまわり、 エラーメッセージ、写真のキャプションなどのことを指す。 https://microcopy.org/knowleage_of_microcopy/basic-knowledge/

濵田 印象とか体感する感覚的なものを見ようとしている感じやな。(笑)

曽根 そうそう。 これがものすごく勉強になるのでマイクロコピーに関することとか、より突っ込んで「認知心理学」とか勉強してるわ。(笑)

濵田 認知心理学って何?(笑)今度詳細教えて!(笑)

──CPO2年生に進級するために必要な新たな視点

濵田 今後HowMaを始めサービスについてこうしていきたいとかある?目標でも!

曽根 ユーザー視点を持ち続けることが一番かな。 あとは、もっとビジネスサイドの視点を持っていくことが必要やと個人的には感じている。 世の中を変えていく、意味のあるプロダクトを提供していくことが何より大切やねんけど、これって前例がないことやし、不動産にまつわる一般的な常識や価値観を変えることってすぐにはできない。 ユーザーのためになることをやっている自負はあるけど、なかなかそれが売上に直結しない時期はあって、そういう時でもサービスは提供し続けないといけない。3年後5年後は世の中を幸せにできるという自信があるから。だから、そんな時にも何かしらの売上を作る必要がある。これってよりビジネス臭いというか、俺が今まで経験してこなかったことなんよね。

濵田 今までは中長期的な視点で良いサービスを作ろうとしていたけど、一方で短期的な視点も必要になってきているってこと?

曽根 そうそう。 時間軸を早めるために、できることって他にないのかな?って最近よく考える。それがが技術的なことなのか、マーケ的なことなのかは今は解が出てないんやけど、サービス全体を考えたときにどんなことができるんやろう?ってのが最近の脳内メーカーの大部分かな。

濵田 なるほど! 今度またそれについても聞かせてよ!

曽根 おす!

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